週末。


今日はフットボールの試合。
僕の街のフットボールチームの
大事な試合が
遠くの街で行われていた。


僕は朝早く起きて
真っ昼間から街のパブで
ニワトリさんとフットボール観戦を
する予定だった。
(ニワトリさんはニワトリさんなのに
唐揚げにしたチキンが大好物だ。)


でも、僕は街に出かけてコンピュータを
やりに行かなければならなくなった。
お得意先のカールおじさんが
僕の設計したシステムに
不安があったらしく
(事実不具合が多かった)
休日も返上して
僕のシステムを見に来ることになった。


僕はお休みの日に街のビルで
パスタとおにぎりを食べながら
コンピュータとにらめっこをした。
なかなかいい感じになったので
カールおじさんに見てもらうことにした。


とても難しい話になってしまうので
結果だけいうと
まだちょっと問題点はあるけど
いい感じになったよと
カールおじさんは言ってくれた。
よかった、よかった。


僕の街のフットボールチームも
激戦の末、勝利したようだ。
よかった、よかった。


ちなみにソニーだか松下だかの
有名なニッポンの企業で働いている
お金持ちのマッシュルームおじさんも
フットボールが好きで
遠くの街で開催される試合にも
奥さんと一緒に見に行く。
(おじさんは奥さんがとても大好きなのだ。)
今日も試合のあった遠くの街まで
旅行らしい。
お金持ちなのでいつもSS指定席だ。
でも、いつもまずいお土産を買ってくる。
とてもうんざりするがいつもまずいので
逆にまずいお土産を期待してしまう。
こんな僕の気持ち
君も少しはわかるでしょ?