お休み明け。


眠い目をこすりながら
僕は街のビルへ向かった。
月曜日ってなんでいつも
眠いんだろうね。


今日は新しいシステムを
作るための打ち合わせのお約束のため
いそいそとおじさんたちと
電子メールのやりとりをしていましたが
みんな、なかなか忙しくて
うまく日程が決まらなかったのです。


そんなときお得意先のカールおじさんが
僕のために手助けの電子メールを送ってくれました。
カールおじさんは今回のシステムには
あまり関係ないのに
(他にもいっぱいやることがあって
むしろ関わりたくないのに…)
僕を助けてくれたのです。
カールおじさん、やさしいなって
なんか感動してしまいました。
僕がカールおじさんのために
一生懸命お手伝いをしてきたからなのか…。
ニッポン的な考え方になるんだけど
ギリニンジョウっていう考え方って
やっぱりいいなって
思ってしまいました。


みんな去っていったり
お互い嫌いになったり
ポップスターが階段からおちて死んじゃったり
人間ってなんとも、
すぐハナレバナレになりがちだけど
なるべくなら助け合って
仲良くしていきたいなって
思いながら森の家に帰ったのでした。